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世田谷区にある松蔭神社に参拝してきました。松蔭神社は維新志士に多くの影響を与えた思想家吉田松陰を祀った神社です。
松蔭神社へのアクセス
松蔭神社(しょういんじんじゃ)
住所:東京都世田谷区若林4−35−1
電話番号:03-3421-4834
受付時間:7:00〜17:00
最寄り駅
東急世田谷線「松陰神社前」徒歩4分
駐車場
コインパーキングが隣接しています。20分ですが参拝者は無料です。
松蔭神社の御由緒
松陰先生は、幕末の思想家、教育者で私塾松下村塾を主催し、明治維新を成し遂げた多くの若者を教育しました。しかし、安政の大獄に連座し江戸の伝馬町の獄中にて30歳の若さで刑死されました。その4年後の文久3年(1863)に、松蔭先生の門下生であった高杉晋作、伊藤博文等によって、当時長州毛利藩藩主毛利大膳大夫の所領で大夫山と呼ばれていたこの地に改装されました。
明治15年(1882)11月松蔭先生門下の人々が相談し、墓畔に社を築いて先生の御霊を祀り神社が創建されました。
出典:境内看板
もともとこの場所には、長州藩主別邸があったそうです。ちなみに、生家のある山口県萩市にも松陰神社があります。
御祭神
吉田寅次郎藤原矩方命(よしだとらじろうふじわらののりかたのみこと)
松陰神社の境内施設
鳥居
黒色で目を引く鳥居です。
もともと鳥居には扁額が飾られていましたが、地震によって破損したため、今は外されています。扁額は正面入口横に飾られています。
手水舎
神楽殿
本殿
石灯籠
境内には32基の石灯籠が並んでいます。
多くは、松蔭50年祭(1908年)に奉献されたものです。
奉納者には伊藤博文、山県有朋、桂太郎、木戸孝允など明治維新の中心にもなった長州志士の名前がならんでいます。
吉田松陰先生他烈士墓所
松陰神社には吉田松陰の墓所があります。
墓所にも鳥居があります。
こちらの鳥居は木戸孝允が奉献したものです。
中央が吉田松陰墓です。
吉田松陰を断罪した幕府方の徳川家が奉納した灯籠や井戸もあり、時代の転換をかんじさせます。
松下村塾(模造)
境内右手には松下村塾(しょうかそんじゅく)を模した建物があります。
土日祝日 9:00〜16:00には雨戸が開放されています。
吉田松陰像
吉田松陰像は境内参道と松下村塾脇の2箇所にあります。
社務所
学業祈願や勝守が人気があるそうです。
松陰神社の御朱印・御朱印帳
御朱印は社務所で拝領できます。初穂料は500円でした。毎月27日の月命日では限定の御朱印になるそうです。
吉田松陰先生の言葉が書かれたオリジナルの御朱印帳です。
松葉と萌黄の2色あります。
裏面の志の文字に惹かれ購入しました。今の御朱印帳がいっぱいになったら次はこれを使います。
まとめ
幕末の偉人吉田松陰を祀った神社です。境内には様々な偉人の名があり歴史好きにはたまりません。境内には人が多かったのですが、墓所は空いていました。せっかくお参りするなら墓所も併せて参拝するのをおすすめします。