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下谷神社は、東京の上野駅と浅草を結ぶ浅草通りにあり、通りから大きな朱色鳥居が見えてきます。
当日の目的地は別でしたが、大きな鳥居を見て思わず参拝してきました。
下谷神社へのアクセス
下谷神社(したやじんじゃ)
住所:東京都台東区東上野3-29-8
電話番号:03-3831-1488
受付時間:9時〜16時
ずっと「しもや」と思い込んでいましたが、読み方は「したや」です。
駐車場
参拝者専用の駐車場はありません。参道にコインパーキングがあります。
最寄り駅
JR山手線「上野」駅 徒歩6分
地下鉄 銀座線 「稲荷町駅」 徒歩2分
大江戸線「新御徒町」駅 徒歩5分
下谷神社の御由緒
下谷神社は奈良時代に創建され、都内で最も古い「お稲荷様」です。
祭神名、大年神 (オオトシノカミ) は天照皇大神(アマテラスオオミカミ) の御弟、
素戔雄尊 (スサノオノミコト) の御子で五穀を主宰し、
厚く産業を守護し商売繁盛と家内安全の御利益がある神様です。日本武尊は第12代景行天皇の皇子であり、「智・仁・勇」を兼ね備え諸国を平定して御恩威を四方に輝かされました。
当神社は、人皇第45代聖武天皇の御代天平2年(西暦730年)に峡田稲置らが、大年神・日本武尊の御神徳を崇め奉って上野忍ケ丘の地にこの二神をお祀りしたのが創めであると伝えられています。
第61代朱雀天皇の天慶3年田原藤田秀郷が相馬に向かうとき当神社に参籠して朝敵平将門追討の祈願をなし、その平定の後報恩のため社殿を新たに造営しました。降って寛永4年寛永寺を建立するに当たり、社地を上野山下に移されましたが狭いので延宝8年更に広徳寺門前町に替地して社殿を造営しました。当神社は昔から「正一位下谷稲荷社」と称し祀られていたので、この時からこの町を稲荷町と呼ぶようになりました。
明治5年に神社名を「下谷神社」と改め、翌6年郷社に昇格いたしました。大正12年の関東大震災のため、社殿を悉く焼失し仮社殿に遷座しましたが昭和3年土地区画整理により改めて社地を現在の所に定め、同6年社殿造営の工事を起こし同9年完成し本遷座し祀りました。
その後、東京は御承知のように戦争の災禍に遭いましたが、当神社は御祭神の偉大な御神徳により、奇しくも御神体御宝物はもとより、社殿全建物に聊かの損害もなく、平成5年には社殿屋根の修復、平成10年には床の補修工事を終えてその荘厳さを保ちつつ現在に至っております。
尚、当神社は寛政10年(西暦1798年)に初めて寄席が行われた由縁の地で、境内には「寄席発祥の地」の石碑が建立されております。
下谷神社の境内施設
鳥居・参道
一之鳥居
浅草通りら見える朱の鳥居が圧巻です。見かけた時に思わず参拝に伺いました。
参道には商店もあり鳥居が印象的な「JINJA BAR」なんてものもありました。
二之鳥居
手水舎
舞殿
山門
社殿
隆栄稲荷神社
社務所
社務所は社殿の右横にあります。受付時間は9時〜16時です。
由緒あるお稲荷さんとのことでキツネのおみくじなどがたくさんあります。
お魔持ちも多数用意されています。
あひるのがーちゃん
境内であひるが飼育されています。
餌をあげないでの看板はよく見ますが、リクエストは初めて見ました。
社務所でスタンプも用意されています。御朱印に入れる方もいるそうです。
私は、拝領したパンフレットに押してみました。
御朱印・御朱印帳
右が下谷神社の御朱印で左が稲荷神社の御朱印です。初穂料はそれぞれ500円です。
季節限定の御朱印も多数用意されています。
限定の御朱印は下谷神社公式サイトで確認できます。
御朱印をいただくと千社札のステッカーを頂けます。
昇り龍をモチーフにしたオリジナルのご朱印帳が用意されています。白、黒
赤の3色あります。初穂料は1500円です。
まとめ
浅草通りから見える朱の鳥居が立派です。パンダのシャンシャンで湧いていますが、上野にきたら下谷神社にも参拝してみて下さい。