あの出雲大社の東京分祠が六本木にあります。
場所が場所だけに、本家の出雲大社のような規模はありません。
ビルの隙間にある都心の神社でした。
アクセス
出雲大社東京分祠
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木7丁目18−5
電話番号:03-3401-9301
受付時間:9時〜17時
駐車場は2台分あります。
六本木の中心部ですので近隣にコインパーキングは多数あります。
最寄り駅:東京メトロ日比谷線六本木駅 2番出口徒歩1分
東京メトロ大江戸線六本木駅7番出口徒歩3分
※渋谷からはバスが便利です。
東口バスターミナルから「都01新橋駅行き」バス六本木停留所下車すぐです。
御由緒
出雲大社東京分祠は、出雲大社八十代宮司で出雲大社教の初代管長である千家尊福公が、東京及び東日本の御神徳宣布のため、明治11年1月11日、 千代田区神田にある神田神社社務所内に、東京出張所を設けたのに始まります。
神田神社は、出雲大社と御祭神が同じだけでなく、 当時の宮司は平田学派の平田盛胤でその関係も深 く、また初代の出張所長は本居宣長の学統を継ぐ本居豊頴で、祭神論の当時は東京における出雲派の拠点でもありました。
やがて、明治政府の宗教政策により神職による布教が禁じられたことで、明治15年5月尊福公は出雲大社教の特立をはかることになりますが、それに先立って東京出張所は明治15年4月4日麹町区上二番町に移転されました。明治16年5月4日には東京出張所に神殿を設立し、尊福公が親しく出雲より御分霊を奉じて鎮祭し、ここに出雲大社東京分祠が建立されたのです。
同年5月12日には有栖川宮幟仁親王の御臨席を仰いで落成式を行い、神殿には同宮の筆になる「経国治幽」の額が掲げられました。この時、明治天皇から大和錦二巻を御下賜せられたこと、及び尊福公自ら建立したことは分祠の歴史の深さを示すものに外なりません。明治22年、千家尊弘出張所長の時、麻布区材木町(港区六本木七丁目)に神殿は移転されました。
出典:出雲大社東京分祠
ご利益
出雲大社といえば一番のご利益は縁結びです。
東京分祠でも出雲大社と同じ縁結びのお守りをいただけます。
神前結婚式もこちらでできます。
境内
入り口に大鳥居はありません。
しめ縄の下をくぐり階段を登っていきます。
本殿や社務所は3階にあります。車椅子の方のみ駐車場横のエレベーターで登れます。
(ベビーカーは上がれません。駐車場にベビーカー置き場があります)
手水所
3階に登って左手に手水舎があります。
柄杓を水道に近づけると自動で水がでてきます。
祓社
本殿へのお参りの前に祓社(はらいのやしろ)で心身を祓い清めます。
本殿
出雲大社では、一般的な ”二拝二拍手一拝” ではなく "ニ拝四拍手一拝" です。
御朱印・御朱印帳
御朱印は御守所ではなく社務所でいただけます。
インターフォンで呼び出して御朱印をお願いします。
左下の ”縁" の字が印象的です。
御朱印帳は写真はとれませんでしたが、出雲大社オリジナルの物が2色御守所で取り扱いがありました。
出雲大社の刺繍がはいったシンプルなデザインでした。お参りの際にご確認下さい。
まとめ
神々が集まるという日本屈指のパワースポット出雲大社。是非参拝したいのですが関東在中の身としてはなかなかお参りできません。まずは東京分祠にお参りしてみてはいかがでしょうか。