東京御朱印マップ

東京・神奈川を中心に集めた御朱印を紹介します。

二組の御夫婦神を祀る「神鳥前川神社」(横浜市青葉区)

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いつも東京御朱印マップをご覧いただきましてありがとうございます。

横浜市青葉区の神鳥前川神社に参拝してきました。神鳥は(しとど)と読みます。

神鳥前川神社へのアクセス

神鳥前川神社(しとどまえかわじんじゃ)
住所:神奈川県横浜市青葉区しらとり台61-12
電話番号:045-983-0707
FAX:045-983-0717

最寄り駅

東急田園都市線「田奈」駅 徒歩9分
東急田園都市線「青葉台」駅 徒歩18分
JR横浜線「十日市場」駅 徒歩 徒歩20分

駐車場

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駐車場は正面にもありますが、こちらは車のご祈祷をされる方用とのことです。

看板の表記に従い県道140号を進み脇道にはいると参拝者用の駐車場があります。

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駐車場は6台分用意されていました。駐車料金は無料です。

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駐車場からは段差なく境内までいけます。

神鳥前川神社の御由緒

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当社は文治三年(1187年)五月、武蔵国桝杉城主・稲毛三郎重成により創建されました。重成は敬神の念篤く、所領稲毛に稲荷社を建立すると共に霊的な夢のお告げを受け、武神日本武尊(ヤマトタケルノミコト)及びその妃弟橘比売命(オトタチバナヒメノミコト)を御祭神としてこの地に祠を建て白鳥前川神社と名づけたと言い伝えられて居ます。白鳥というのは御祭神日本武尊が伊勢の国煩野(ノボノ)にて逝去の際、神霊化され白鳥になられたという故事により、また前川とは神域の真下を鶴見川支流の恩田川が流れおり、弟橘比売命(オトタチバナヒメノミコト)の入水の故事に重ね合わせて名付けられたものです。それがいつの頃よりか白鳥が転じて神鳥と書くようになり、これを「シトド」又は「シトトリ」と読むようになり、今日に至って居ります。
 境内周辺の鬱蒼とした樹木や社前を流れる清らかにして盛大な川の流れは畏敬の念を与え、遠近にその名を知られるようになりました。 以来、武門武家の崇敬が厚く、現在当社に面する田奈町の小字「馬場」という地名は、その寄進による馬場の跡だと伝えられて居ります。 

出典元:拝領したパンフレット

御祭神

日本武尊(やまとたけるのみこと)

弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)

伊耶那岐命(いざなぎのみこと)

伊耶那美命(いざなみのみこと)

神鳥前川神社の境内施設

鳥居

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手前の一の鳥居は大正10年、奥の二の鳥居は昭和63年に建てられたものです。

手水舎

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神楽殿

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参拝した日はちょうど、七五三撮影の予約時期で貸衣装を合わせる部屋として活用されていました。

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子供に関するご利益が多いため、七五三祈願で訪れる方はとても多いとの事です。

拝殿

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拝殿にはお願い事を入れる箱があります。こちらに入れておくと後日、願い事をご祈祷いただけます。

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専用の封筒の全面に願い事を、背面に住所と名前を記載し初穂料(200円以上)を入れて、箱に納めます。

初穂料2000円以上納めると、後日御守りを送っていただけます。

東舎・ご神木

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境内での休憩使える東舎とその横にご神木があります。

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ご神木はカヤで樹齢は220年の大木です。

社務所

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社務所は耐震対策が不十分とのことで、社務所と参集殿を併せた施設の建設計画があるそうです。現在(2017年9月)寄進をつのっている最中だそうです。

境内社

伏見稲荷神社・八坂神社

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八坂神社
素箋鳴尊を祀り、疫病防除の御神徳がある。古来より病気平癒の祈願で信仰が篤い。

伏見稲荷神社
宇迦魂神を祀り、商売繁盛・五穀豊穣の御神徳がある。古く商人や農家からの信仰が篤い。

出典元:拝領したパンフレット

拝殿の渡り廊下を潜った先にあります。こちらの社は神鳥前川神社の旧本殿とのことです。

仙元社(富士塚)

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仙元社は霊峰富士の神様をお祀りしている神社です。多くのところでは「浅間」の字をあてますが、当神社のものは「仙元」との表記が由緒に残っています。富士山は我が国一の高さと美しさを誇ることから古来より人々の間で生命力の象徴とされ、また富士の神様である木花咲耶姫命は出産の際、火事に見舞われたにも拘わらず、母子共に無事であったことから安産の御神徳があるとされています。
 当神社内の安産にまつわるものとしては最も古く、これ以後この周りに守護犬・子産石等がお祀りされるようになりました。

出典元:拝領したパンフレット

子産石(こうみいし)

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子産石とは、霊峰富士から産み落とされた石で、三浦半島の相模湾側の一部(横須賀市の芦名地区にはこの名で呼ばれる地名もあります)でのみ見られます。
 この石には石が石を産み、増え続けるという言い伝えがあり、昔から、この石がある家は子宝に恵まれ、家運長久であるとされています。近年ではこの石を持つ家も少なく、貴重なものとなったため、子授けや安産のための石の貸し借りが行われるようになりました。
 実際に石を借り、無事出産を終えると、お礼の品を添えてお返しをするという風習が広く残っています。  
 当神社では安産の御神徳のある仙元社にこの石をお祀りし、皆様に広く御参詣いただいております。当神社では、この石を実際に用いた安産祈願も致しますので、どうぞお気軽にお申し出下さい。

出典元:境内案内|横浜 青葉区・都筑区・緑区 神鳥前川神社 / 地鎮祭 家祓 神葬祭 安産祈願 初宮詣 厄除け祈願 七五三 人形祭 車祓

守護犬(まもりいぬ)

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犬は多くの子を宿すのみならず、元気な子を産むことから安産の御神特のある動物として親しまれてきました。昔から安産祈願を戌の日に行うのもこの為です。
 当神社では妊婦の方を病気や事故から守り、無事に出産できるようにと、守護犬をお祀りしております。どうぞ軽く一撫でした後、お参り下さい。
 また、無事出産されましたら、お礼参りにお越しください。その際、安産守は守護犬の注連縄に結んでお返しくださると良いでしょう。

出典元:境内案内|横浜 青葉区・都筑区・緑区 神鳥前川神社 / 地鎮祭 家祓 神葬祭 安産祈願 初宮詣 厄除け祈願 七五三 人形祭 車祓

神鳥前川神社の御朱印・御朱印帳

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御朱印は社務所で頂けます。初穂料は300円です。御朱印は1人の神職さんが担当されているとのことでご不在時は書き置きの御朱印をいただけます。

御朱印帳のお取り扱いはありませんでした。

まとめ

神鳥前川神社は旧恩田村エリアの中で唯一、神職さんが常駐されている神社です。子産石や守護犬など、子供に関するご利益が多くあるため、若い夫婦や家族連れの参拝者が多かったです。