国道246号線と環七が交差する上馬交差点にある宗円寺にお参りしてきました。
宗円寺の御朱印・御朱印帳・歴史・境内をまとめました。
アクセス
八幡山宗円寺（曹洞宗）
住所：〒154-0011 東京都世田谷区上馬3丁目6
電話番号：03-3422-5961
時間：特に記載はありませんでした。
最寄り駅：東急田園都市線駒沢大学前東口徒歩5分
国道246号線と環七が交差する上馬交差点にあります。駐車場もありますが環七側に入り口はありません。246号は中央分離帯がある大通りですので、用賀方面から右折で入ることはできません。
駐車場は2台〜3台ぐらいのスペースです。参詣者は無料で停めて良いようです。
歴史
開基は心覚宗円大庵主北条左近太郎入道清成願で、文保元年（1317年）10月23日寂した。
当時は若宮八幡宮の別当寺であった。
本村は、釈迦如来象、創立当時は小さな草庵であったが、寛永10年（1633年）喜山正存和尚が中興した。
境内に木像の「しょうづかの婆様」の小堂がある。江戸時代書記の頃からまつられたもので、疫病よけに霊験あらたかであるといわれている
出典：境内の看板（世田谷区教育員会）
宗円寺は創建は1596年で幾つか移転後、関東大震災後の昭和4年に、現在の場所に移転しました。
宗円寺は曹洞宗の寺院で本尊は釈迦如来像です。
山門・本堂
山門には八幡山の記述があります。
ご本堂前には立派な赤松の木があります。
御朱印・御朱印帳
御朱印は本堂右奥にある受付でいただけます。
常時人がいるわけではありませんので受付内のインターホンで御朱印が欲しい事を伝えて下さい。
境内に御朱印の記述が一切なくやっているか不安になりましたが、丁寧にご対応いただけました。
お納めは、お気持ちを本殿の賽銭箱に入れて下さいとのことでした。
かすれた文字がなんともいえない、味のある御朱印をいただけました。
右上の朱印に第十八とありますが、これは「世田谷三十三ヶ所観音霊場」なる世田谷にある33の観音様をめぐる霊場の朱印です。
ちなみに33の霊場は下記のとおりです。
第1番 豪徳寺 世田谷区豪徳寺
第2番 勝国寺 世田谷区世田谷
第3番 円光院 世田谷区世田谷
第4番 大吉寺 世田谷区世田谷
第5番 浄光寺 世田谷区世田谷
第6番 実相院 世田谷区弦巻
第7番 勝光院 世田谷区桜
第8番 常徳院 世田谷区宮坂
第9番 福昌寺 世田谷区経堂
第10番 密蔵院 世田谷区桜上水
第11番 西福寺 世田谷区赤堤
第12番 円乗院 世田谷区代田
第13番 森巌寺 世田谷区代沢
第14番 円泉寺 世田谷区太子堂
第15番 教学院 世田谷区太子堂
第16番 西澄寺 世田谷区下馬
第17番 竜雲寺 世田谷区野沢
第18番 宗円寺 世田谷区上馬
第19番 医王寺 世田谷区深沢
第20番 善養院 世田谷区新町
第21番 真福寺 世田谷区用賀
第22番 無量寺 世田谷区用賀
第23番 大空閣寺 世田谷区瀬田
第24番 慈眼寺 世田谷区瀬田
第25番 玉真院 世田谷区瀬田
第26番 行善寺 世田谷区瀬田
第27番 覚願寺 世田谷区上野毛
第28番 金剛寺 世田谷区中町
第29番 満願寺 世田谷区等々力
第30番 善養寺 世田谷区野毛
第31番 伝乗寺 世田谷区尾山台
第32番 大音寺 世田谷区奥沢
第33番 浄真寺 世田谷区奥沢
宗円寺の方に伺いましたが、この霊場を巡っている方はいないんじゃないかとのこと。
一切広報などもされておらずマイナーなようです。
御朱印帳やお守りの販売はありませんでした。
その他
境内には江戸時代初期からあるといわれる木像の「しょうづかの婆様」の小堂があります。疫病を抑えてくれるとのことです。
表情豊かな石像が多数ありました。
まとめ
アクセスの良い都心にある寺院です。普段とおり過ぎているだけでしたが思い切って訪ねてみました。あらたな発見があるのが御朱印巡りの良い点です。
