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新宿にある十二社熊野神社に参拝してきました。
都庁の側にある都心の神社です。ビル群の中にあるオアシスのような神社でした。
十二社熊野神社へのアクセス
十二社熊野神社(じゅうにそうくまのじんじゃ)
住所:〒160-0023 東京都新宿区西新宿2丁目11−2
電話番号:03-3343-5521
お問い合わせ可能時間:9:00〜17:00
最寄り駅
都営大江戸線 西新宿五丁目駅 A1出口より徒歩4分
都営大江戸線 都庁前駅 A5出口より徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅 E4出口より徒歩13分
私はこの日新宿駅から歩きましたが新宿駅西口から20分弱で着きました。
新宿中央公園内からも東神門を使って入ることもできます。
十二社熊野神社の御祭神
櫛御気野大神(くしみけぬのおおかみ)・・・通説では食物神とされている
伊耶那美大神(いざなみのおおかみ)・・・日本神話の女神。日本を作ったとされる。
出雲の熊野大社と同じく櫛御気野大神が祭られています。
十二社熊野神社の御由緒
十二社熊野神社は、室町時代の応永年間(1394~1428)に中野長者と呼ばれた鈴木九郎が、故郷である紀州の熊野三山より十二所権現をうつし祠ったものと伝えられます(一説に、この地域の開拓にあたった渡辺興兵衛が、天文・永禄年間(1532~69)の熊野の乱に際し、紀州よりこの地に流れ着き、熊野権現を祠ったともいいます)。
鈴木家は、紀州藤代で熊野三山の祠官をつとめる家柄でしたが、源義経に従ったため、奥州平泉より東国各地を敗走し、九郎の代に中野(現在の中野坂上から西新宿一帯)に住むようになりました。
九郎は、この地域の開拓にあたるとともに、自身の産土神である熊野三山より若一王子宮を祠りました。その後鈴木家は、家運が上昇し、中野長者と呼ばれる資産家になったため、応永10年(1403)熊野三山の十二所権現すべてを祠ったといいます。江戸時代には、熊野十二所権現社と呼ばれ、幕府による社殿の整備や修復も何回か行われました。
また、享保年間(1716~1735)には八代将軍吉宗が鷹狩を機会に参拝するようになり、滝や池を擁した周辺の風致は江戸西郊の景勝地として賑わい、文人墨客も多数訪れました。明治維新後は、現在の櫛御気野大神・伊邪奈美大神を祭神とし、熊野神社と改称し現在にいたっています。
氏子町の範囲は、西新宿ならびに新宿駅周辺及び歌舞伎町を含む地域で、新宿の総鎮守となっています。
十二社熊野神社のご境内
それほど広い境内ではなく5分〜10分で十分まわれます。
正面玄関
鳥居
拝殿
我楽殿
境内社
大鳥神社
めずらしい狛犬
境内の案内板のいたるところで珍しさが強調されていました。
股の下がくり抜きになっていない狛犬は珍しいそうです。
通常の狛犬(十二社熊野神社拝殿の狛犬)
角筈胡桃下稲荷社
正面
弁天社
東神門
この門から新宿中央公園内にでれます。新宿中央公園のお手洗いもすぐ側にあります。
文化財
境内にいろいろな文化財がありました。
十二社の碑
神輿蔵
毎年9月のお祭りのときのみ開放されます。
2017年は9月16日(土)17日(日)に例大祭が行われます。
七人役者図絵馬
拝殿内にあるそうですが、当日は見ることができませんでした。
太田南畝の水鉢
柵が厳重でちょっと残念な感じです。
十二社熊野神社の御朱印・御朱印帳
御朱印は社務所でいただけます。初穂料は300円です。
社務所では各種御守りも拝領できます。
パンフレットに押すスタンプも用意されています。
オリジナル、汎用のも含め御朱印帳の販売はありませんでした。
まとめ
西新宿のビル群にある神社です。境内は緑も多く落ち着く空間でした。