東京御朱印マップ

東京・神奈川を中心に集めた御朱印を紹介します。

ビルの隙間に佇む 築土神社(東京都千代田区)

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東京都千代田区の九段下にある神社です。九段下の神社ですと靖国神社が有名ですが、靖国神社の第1鳥居の側にある神社が築土神社です。
築土神社はビルとビルの間にひっそりとあります。

築土神社のアクセス

築土神社(つくどじんじゃ)
住所:〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14−21
電話番号:03-3261-3365

※時間の記述はありませんでした。平日の15時伺った際はご対応いただけました。

最寄り駅:東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線 九段下駅 7番出口徒歩1分

駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用下さい。

築土神社の御由緒

築土神社(つくどじんじゃ)は、東京都千代田区九段にある神社である。通称、築土明神。
創建時の祭神・平将門に因み、武勇長久の神社として親しまれ、千代田区北の丸公園にある日本武道館の氏神でもある。 毎年正月に授与される勝守(かちまもり)は有名。

出典:築土神社 - Wikipedia

<築土神社の御祭神

現在は天津彦火邇々杵尊(あまつひこほのににぎのみこと)を主祭神とし、平将門、菅原道真を配祀しています。
現在はとあるのは、もともと平将門の首そのものが安置されていたこともあり、将門信仰の象徴的神社でした。明治時代に天皇への忠義を重んじる皇国史観から天皇に反抗した将門を逆賊とする風潮がありました。その為、将門は相殿神(あいどのかみ)とされています。

築土神社のご利益

主なご利益は武運長久・必勝祈願・勝運向上などです。

多くの戦で勝利をおさめた武将 平将門が御祭神だけにご利益がありそうです。

徳川2代将軍徳川秀忠の妻お江の方も御守りを手にしていたとの説があります。

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ちょっと写真の出来は悪いですが、中央の勝守りは大変人気があるとのことです。

築土神社の境内

築土神社の鳥居

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ビルの間に鳥居があります。

築土神社の狛犬

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築土神社の本殿

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本殿はとても綺麗に手入れされています。

ビルの隙間にあるので通り抜けする方もいらっしゃいましたが、皆様本殿に頭を下げて通っていました。

築土神社の境内社

世継ぎ稲荷

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境内内に世継ぎ稲荷神社があります。

倉稲魂神を祭神として、嘉吉元年(1441)頃、飯田町に創建された稲荷神社である。当時はこの辺一帯を田安村といったことから、「田安稲荷」と称されていた。二代将軍秀忠が社に参内し「代々世を継ぎ栄える宮」と称賛し、これ以降「世継稲荷」と称されるようになったと伝えられている。元禄10年(1697)の大火で被害を受け翌年に再建した頃より、地域町人の守護神になっていった。享保15年(1730)以降、田安家の鎮守神としても崇拝された。また、文久2年(1862)に14代将軍家茂の正妻・和宮が子宝を願って参詣した。現代も子宝や後継者を願う人々に信仰されている。

出典:世継稲荷神社(田安稲荷)

小さい稲荷だとおもっていましたが、由緒をしらべてびっくりしました。将軍家由来の神社でした。現在の場所に移転前は参拝者の多い栄えた神社だそうです。

現在も子宝のご利益を求めてたくさんの方がお参りにくるとのことでした。

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ビルの隙間にある築土神社のさらに隙間をあるいていくと、社殿があります。

築土神社の御朱印・御朱印帳

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御朱印は奥にある社殿でいただけます。
カウンターにおいてあるベルを鳴らしてお願いします。

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日付のみ手書きの御朱印です。

オリジナルの御朱印はありませんでした。

まとめ

ビルの隙間にある小さな神社だとおもっていましたが、由緒ある神社でした。東京に出てきて5年経ちますがまだまだ知らない場所ばかりです。新たな発見がたくさんあるので御朱印めぐりは楽しいです。